太いバドミントンガットの特徴は?
バドミントンのガットは、
テニスのガットほど太くないので、
太い、細いの差も0.1mm程度です。
でも、その0.1mmが
体感としては大きく感じるので、
どんな特徴があるのか
覚えておいてくださいね。
○ 太いガットのメリット
(1)耐久性が高く、切れにくい
ゲージが太いということは
単純に耐久性が高いことに繋がります。
同じ練習量でも
なかなか切れにくいということは、
張替えのペースが少なくなるので、
経済的には嬉しいですよね(^^)
ただ、気をつけないといけないのは、
ガットは、どんなに上手く張ったとしても
3〜4ヶ月で緩んでしまいます。
初心者の方など、
なかなか切れないという人には
あまりメリットでは無いかもしれません。
(2)球持ちが長く、チカラが伝えやすい
トランポリンのように、グッとシャトルをくわえ込むので
しっかりチカラが伝えやすくなります。
また、くわえ込む時間が長いので
腕には、ズシッと重く感じられ、
「打ちごたえが良い」
「打球感が重い」
と表現されることもあります。
スマッシュをガンガン打つ時などは
腕に重さを感じられて
打った感触は気持ち良いですよね♪
× 太いガットのデメリット
(1)球持ちが長く、弾くテンポが遅い
メリットでもお話しした「球持ちの長さ」
逆に言えば、デメリットになります。
球持ちが長いので、
反発性は低くなります。
素早く弾くテンポの早いラリーは
難しいですね。
(2)打球音が低く、爽快感が得にくい
ピアノやギターの弦と同じで、
ゲージが太いガットは、音が低くなります。
シャトルを打つ時の音って、
案外、気持ちよさの重要ポイント!
音が低くなるので、
金属音のような爽快な音は出ないことを
覚えておいてくださいね。
(3)食いつきが悪く、スピンやカットがかけにくい
太いガットは、コルクに対しての食い込みにくいので、
食いつきが弱く、カットやスピンがかかりにくくなります。
フラットに叩く、
スマッシュやドロップ・クリアーなどは
影響は少ないですが、
カットやスピンなど、回転をかけるショットは、
少しコントロールしにくくなっちゃいます。
まとめ
以上のような特徴を踏まえて、
太いガットを使ってみてくださいね。
《 太いガットのメリット 》
(1)耐久性が高く切れにくい
(2)球持ちが長く、チカラが伝えやすい
《 太いガットのデメリット 》
(1)球持ちが長く、弾くテンポが遅い
(2)打球音が低く、爽快感が得にくい
(3)食いつきが悪く、スピンやカットがかけにくい