細いバドミントンガットの特徴は?
バドミントンのガットは、
テニスのガットほど太くないので、
太い、細いの差も0.1mm程度です。
でも、その0.1mmが
体感としては大きく感じるので、
どんな特徴があるのか
覚えておいてくださいね。
○ 細いガットのメリット
(1)打球音が高音で気持ちいい
ピアノやギターの弦と同じで、
ゲージが細いガットは高音が出ます。
つまり、シャトルを打った時の音が
気持ちよく耳に入ってくる!
良い音がしていると
調子も良く感じて、
プレーするのも楽しいですよね(^^)
(2)高反発で、球離れが早い
シャトルが当たった時に
すぐにラケット面から離れる性質があります。
シャトルとラケット面との接触時間が少ないと
体としては、打った感触が軽く感じます。
また、壁に当たって弾かれるように
テンポが早く感じるので、
ドライブやプッシュなどは気持ちよく打てますね。
(3)食いつきが良く、スピンやカットがかけやすい
細いゲージだと、
シャトルのコルク部分に食い込みやすいので
回転がかかりやすくなります。
スピンやカットなど、
シャトルに回転をかける時に
安定してショットを打つことができますね。
× 細いガットのデメリット
(1)耐久性が弱く切れやすい
ゲージが細いということは、
単純に、切れやすさにつながります。
糸が細いので、
ケバケバになったらプツンと切れちゃいます。
男子学生で、ほぼ毎日部活だと
練習強度やレベルにもよりますが、
早ければ数日とか数週間
長くても1〜2ヶ月で切れてしまいますからね。
(2)球持ちが悪く、チカラが伝えにくい
メリットにも書いた反発性が、
逆のデメリットにもなります。
トランポリンのようにグッと
シャトルが沈み込む時間があれば、
チカラが伝わりやすいんですが、
ゲージが細いと、すぐに弾き出されちゃうんで、
スマッシュやクリアーなど、
グッとパワーを乗せて打ちたい時には
物足りなく感じちゃいますね(^^;)
まとめ
以上のような特徴を踏まえて、
細いガットを使ってみてくださいね。
《 細いガットのメリット 》
(1)打球音が高音で気持ち良い
(2)高反発で、球離れが速い
(3)食いつきが良く、スピンやカットがかけやすい
《細いガットのデメリット》
(1)耐久性が弱く切れやすい
(2)球持ちが悪く、チカラが伝えにくい