新入部員の季節に伝えたい|ラケット選びの3つのポイント

4月、新入部員が増えるこの季節。
「どのラケットを選べばいいですか?」というご相談が、とても増えてきます。
バドミントン愛好家の皆さんにとって、ラケット選びはとても大切なもの。
ですが、メーカーや種類も多く、「何を基準に選べばいいのか分からない…」という声もよく聞きます。
そこで今回は、ラケット選びの大切なポイントを3つ、
そして“見落としがちな大事な視点”も一緒にお伝えします。
ラケット選びの3つのポイント
- ① バランスと重さ
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最近のバドミントンラケットは「平均88g前後」と軽量化されています。
ただし、「軽ければ良い」というわけではありません。- 重いラケット:パワーが伝わりやすいが、疲れやすい
- 軽いラケット:振りやすく疲れにくいが、パワーは出にくい
また、「どこに重さがあるか(バランス)」も重要です。
- ヘッドが重い:力強いショットを打てるが疲れやすい
- ヘッドが軽い:操作しやすく、コントロールしやすい
お客様は、そのラケットを使ったとき、どんなプレーをしたいでしょうか?
ここを一緒にイメージして選びたいですね。
- ② シャフトの「しなり」
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バドミントンラケットは主に「カーボン繊維」で作られています。
軽くて強く、よく飛ぶ素材です。ただし、飛ばすためには「しなり」が重要です。
- 硬いラケット:コントロール性が高いが、技術と筋力が必要
- 柔らかいラケット:初心者でも飛ばしやすい
「うまくなりたいから硬いものを」ではなく、
“今の自分で気持ちよく打てるか”が大切です。
- ③ 素材
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基本はカーボンですが、メーカーごとに工夫されています。
例えば「高弾性カーボン」は反発力が高く、同じ力でもより遠くへ飛びます。
打球感や音、飛び方など、素材によって個性が変わります。
「どんな打感が好きか?」という感覚も大切にしたいですね。
実はとても大切|公式戦に出る子のラケット選び
ここからは、特に中学生・高校生の部活生に関わる大切なお話です。
公式戦に出る場合、「日本バドミントン協会の検定品」であることが必要になります。
このポイント、意外と知られていません。
量販店では「検定品です」と説明されることもありますが、
実はここに注意が必要です。
量販店のオリジナルモデルの中には、
正式な協会検定を受けていないものもあり、
その場合、公式戦では使用できません。
店員さんが嘘をついているわけではなく、
単に知識が共有されていないことも多いのが現実です。
せっかく頑張って練習してきたのに、
「試合で使えないラケットだった…」となったら、
どんな気持ちになるでしょうか?
だからこそ、「どこで買うか」も含めて
大切な選択です。
代表コーチ
池田 賢一
ラケットは「道具」ですが、選び方ひとつで成長のスピードも変わります。
そして何より、「安心して使えること」がとても大事です。
店長
池田 慶子
お子さまの大切な一歩。
「ちゃんと合っているかな?」と感じたら、いつでもご相談くださいね。
最後に
ラケット選びは、「性能」だけでなく、
その子の今と未来に寄り添うもの。
価格を伝える前に、“意味”を伝える。
その一本が、どんな時間をつくるのか。
忘れられない一本になるために、
一緒に選んでいきましょう。


