幅広シューズ、本当にあなたの足に合っていますか?

待っていた方、お待たせしました。YONEXの人気バドミントンシューズ「POWER CUSHION 65 Z」シリーズが、ようやく再販されました。
今回ご紹介するのは、YONEXのバドミントンシューズ「POWER CUSHION 65 Z」シリーズです。
65シリーズは、学生から社会人、トッププレーヤーまで、長年にわたって多くの方に愛用されてきた定番シリーズです。
なかでもChickが注目しているのが、2Eスリム設計の「パワークッション65Zスリム」SHB65Z4S1です。
「スリム」と聞くと、細身の方だけが履くシューズだと思われるかもしれません。
ところが、Chickで実際に足を測定してみると、ご本人が思っていたよりも足幅が細く、スリムタイプの方が合うケースが少なくありません。
今回は、待望の再販となった65 Zシリーズの特徴とともに、なぜChickではスリムモデルを選ぶ方が多いのかをご紹介します。
「日本人は幅広・甲高」という思い込み
シューズ選びの際に、よく聞く言葉があります。
「日本人は幅広・甲高だから、ワイドの方が安心」
「少し大きい方が、足が痛くならなくてよさそう」
「大は小を兼ねるから、大きめを選んでおこう」
確かに、足幅が広い方や甲が高い方には、ワイドタイプが合うことがあります。
ただし、すべての日本人が幅広・甲高というわけではありません。
シューズの幅は、見た目や普段の感覚だけでは分かりにくいものです。実際に測定すると、ご本人が「幅広だと思っていた足」が、標準またはスリムに近かったということも珍しくありません。
店長
池田 慶子
店頭で測定すると、「自分は幅広だと思っていました」と驚かれる方がよくいらっしゃいます。シューズは、大きければ安心というものではありません。まずは自分の足を知ることが、選び方の第一歩です。
幅が広すぎるシューズで起こりやすいこと
足幅よりも広いシューズを履くと、シューズの中に余分な空間ができます。
すると、前後左右へ動いたときに足がシューズの中でズレやすくなり、踏ん張る力がうまく伝わらないことがあります。
- 幅が合っていないと感じやすいこと
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- 切り返すときに、シューズの中で足が動く
- 踏み込んだときに、力が外へ逃げる
- シューズの中で足が滑り、つま先が当たる
- 靴ひもを強く締めないと、足が安定しない
- 靴擦れや足の疲れにつながることがある
- 横方向へ動いたときに、不安定さを感じる
バドミントンでは、前後左右への細かな切り返しや、急停止、ジャンプからの着地を繰り返します。
そのため、シューズの中で足が大きく動く状態は、プレーのしにくさだけでなく、足への余計な負担やトラブルにつながる可能性があります。
大切なのは、「広くて楽なシューズ」ではなく、「自分の足に合っているシューズ」を選ぶことです。
測定すると、スリムが合う方は意外と多い
大型店やインターネット通販では、足の長さだけでサイズを決めることが多く、足幅まで測定せずに購入するケースも少なくありません。
その結果、「日本人は幅広」というイメージや、「余裕がある方が安心」という感覚だけで、ワイドモデルを選んでしまうことがあります。
しかし、Chickで足を測定すると、スリムタイプの方が足との一体感を得やすいお客様が多くいらっしゃいます。
もちろん、すべての方にスリムをおすすめするわけではありません。
足幅が広い方にはワイド、標準的な方にはメンやウィメン、細めの方にはスリムというように、実際の足の形に合わせて選ぶことが基本です。
- YONEX 65 Zシリーズの足幅展開
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- スリム:2E設計
- ウィメン:女性向け設計
- メン:3E設計
- ワイド:4Eワイド設計
同じ65 Zシリーズでも、足型に合わせて複数のタイプから選べます。
「スリムが良い」「ワイドが良い」と最初から決めるのではなく、測定結果と実際に履いた感覚の両方を確認することが大切です。
長く愛される「POWER CUSHION 65 Z」シリーズ
POWER CUSHION 65シリーズは、2001年の発売以来、トッププレーヤーから一般プレーヤーまで幅広く愛用されてきました。
人気の理由は、一つの性能だけが極端に高いことではなく、バドミントンに必要な性能のバランスが良いことだと感じています。
- 65 Zシリーズの主な魅力
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- 着地時の衝撃を和らげ、次の動きにつなげるクッション性
- 素早い動き出しを助ける反発性と屈曲性
- 横方向へ踏ん張るときの安定感
- 足とシューズの一体感を高めるフィット性
- 縦・横・斜め方向へ動くためのグリップ性
- 練習量の多い方にも選ばれてきた総合的なバランス
「とにかく軽いシューズが欲しい」「クッション性だけを最優先したい」という方には、ほかのシリーズが合うこともあります。
一方で、軽さ、安定性、フィット感、クッション性、耐久性などをバランスよく求めたい方にとって、65シリーズは候補に入れやすい一足です。
新しい65 Zは、素早いフットワークを支える設計
今回のPOWER CUSHION 65 Zには、YONEX独自の衝撃吸収反発素材「パワークッション®プラス」が搭載されています。
着地時の衝撃を和らげながら、その力を次のフットワークへつなげることを目指した素材です。
柔らかく足になじむアッパー
材料が重なる部分を減らし、シームレスな範囲を広げることで、足を包み込むような柔らかなフィット感を目指しています。
足との密着感を高める構造
シューズのベロ部分と履き口を一体化したインナーブーティ構造により、足とシューズの密着感を高めています。
着地時の安定性を支えるソール
中足部には、軽さと安定性の両立を目指した「パワーカーボンライト」を搭載。着地時の安定と、正確なフットワークを支えます。
動き出しやすさを考えた新アウトソール
つま先部分のアウトソール設計を見直し、屈曲しやすくすることで、素早い動き出しやダッシュ力につなげています。
私も学生時代から65シリーズを愛用しています
代表コーチ
池田 賢一
私自身、学生時代から65シリーズを愛用してきました。いろいろなシューズを履いてみても、最後は65シリーズに戻ってくることが多いんです。軽さ、安定感、クッション性、耐久性のバランスが良く、安心してプレーに集中できるところが気に入っています。
65シリーズには、長年愛用している方が多くいらっしゃいます。
新しいモデルが発売されても、「今回も65にします」と選ばれる方が多いのは、履き慣れているからだけではないと思います。
大きく主張する一つの性能よりも、プレー中に必要な性能がまとまりよく備わっていること。
それが、長く選ばれ続けてきた理由の一つではないでしょうか。
発売後の販売中止を経て、ようやく再販へ
POWER CUSHION 65 Zシリーズは、2025年に発売された後、一部の商品で使用開始から約1か月程度でアッパー表面が損傷・破損する不具合が確認され、販売が一時中止されました。
楽しみにしていた方や、長年65シリーズを愛用してきた方にとっては、再販まで本当に長く感じたと思います。
YONEXはその後、不具合の原因を特定し、製造工程や使用素材の見直しなどの改善を実施。改善後の製品が品質基準を満たしていることを確認したうえで、生産と出荷を再開しています。
再販品は品番の末尾に「1」が加わり、スリムモデルの正式品番はSHB65Z4S1となっています。
過去に問題があったことを曖昧にするのではなく、その経緯もお伝えしたうえで、改善後の商品をご案内することが大切だとChickでは考えています。
SHB65Z4S1は、こんな方に試してほしい一足です
- スリムモデルを試してほしい方
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- シューズの中で足が左右に動く感覚がある方
- 靴ひもを強く締めないと、足が安定しない方
- これまで何となくワイドモデルを選んできた方
- 足幅を測定したことがない方
- フィット感と安定感を大切にしたい方
- 部活動などで練習量が多い学生さん
- 以前から65シリーズを愛用している方
- 性能と耐久性のバランスを重視したい方
ただし、スリムモデルがすべての方に合うわけではありません。
同じ足の長さでも、足幅、甲の高さ、かかとの細さ、左右差などは人によって異なります。
また、測定結果だけでなく、実際に履いて立ったときや、足を踏み込んだときの感覚も重要です。
シューズを売る前に、まず足を測る
インターネットでシューズを購入できるのは、とても便利です。
一方で、いつものサイズや口コミだけで選ぶと、本当は自分の足に合っていない幅を選んでしまうことがあります。
Chickでは、人気がある商品や高価格の商品をそのままおすすめするのではなく、まず足を測定し、お客様の足型やプレーの状況を確認します。
そのうえで、スリム、メン、ウィメン、ワイドなどから、実際に足に合う可能性が高いモデルをご提案します。
測定した結果、65 Zシリーズ以外のシューズが合うこともあります。
それでも構いません。
大切なのは、65Z4Sを売ることではなく、その方が安心して動ける一足を一緒に見つけることです。
自分の足に合う一足で、プレーに集中できる未来へ
足に合うシューズは、履いた瞬間の窮屈さや柔らかさだけで決まるものではありません。
コートの中で足がシューズと一緒に動き、踏み込みや切り返しのときに余計なズレを感じにくいこと。
シューズのことを気にせず、シャトルや相手の動きに集中できること。
それが、自分の足に合うシューズを選ぶことで得られる大きな価値だと思います。
「自分は幅広だと思っているけれど、本当にそうなのかな?」
「いつものシューズで足が動く感じがする」
「65 Zシリーズが気になっているけれど、どの幅を選べばよいか分からない」
そんな方は、ぜひ一度Chickで足を測ってみてください。
測定結果と実際の履き心地を確認しながら、無理に購入をすすめることなく、一緒に合う一足を探します。
待望の再販となったPOWER CUSHION 65 Zシリーズ。
長く愛用されてきたバランスの良さと、新しくなったフィット感を、ぜひ店頭で確かめてみてください。


